|
GFBAKA#13 ぶらっきーさんから強化サーボマウントの投稿がありましたので紹介します!
|
|
GF01の致命的な構造上の弱点が(○で囲んだ)ココ、後ろ側のサーボマウントだと思います。
内側がバッテリースペースになっており、ネジの頭がとび出ない様に裏側は薄くなっています。
で、クラッシュ時に力がタイヤ→ステアタイロッド→サーボホーン→サーボステーと伝わり、パキッと割れます。
特に後ろ側のサーボステーが外側に引っ張られる方向に力が加わった時が困り物です。
外側から押される力に対しては外側に当て板を付ければ良いですが、それでは引っ張られる時には役に立ちません。
しかも内側に厚い当て板を付けるのはバッテリーが入らなくなってしまうのでダメです。
ハイトルクサーボセーバーやアルミのサーボステー等、カッチリとしたハンドリングを求めて強化をすればするほど割れる率が上がります。
クラッシュしない腕前の人は問題ありませんが。
ここが割れてしまうとサーボがグラついてマトモに走れませんし、接着剤等では補修不能(またすぐ割れる)で全損扱いでフレーム交換しかありません。しかも店頭販売なしのカスタマー扱いな上に品切れが多いです。
ついでに交換もモナカ割の全バラでとてもメンドクサイ。
という訳で安心して走らせるには補強が必要となります。
|
|
パーツを作ります。大事な部品は主に4つ。
@メイン補強プレート →1.5mm厚の適当なカーボン板を切り出し&穴開けで作成しています。
穴の位置は現物合わせで。
透明プラ板等で試作品を作ってそれを基に採寸すれば良いかと。
材質はカーボンがお勧めです。
プラ板やFRP板では強度不足ですし、アルミ板の様な金属では力が加わってしなった時、元に復元しません。
Aサブ補強プレート →薄くなっている所にはめて面一にする為の物です。
材質はカーボンじゃなくとも大丈夫かと。
B大きなワッシャー →私が使ったのは内径3mm、外径13mmのスチール製の物です。
普通の外径の小さなワッシャーではイマイチ。
ちょっと特殊かも知れませんが、秋葉原の「西川電子部品」という所で購入しました。
Cフランジ →外径5mm、内径3mmの筒に縁の付いたフランジです。
確かイーグルのTT02用の調整式アッパーアームについてた物を短く切断した記憶があります。
外径5mm、内径3mmのパイプとワッシャーでも代用可能かと。
その他には
・M3の通常の10mmナベビス*2本 →普通の物です。
・M3の超低頭10mmビス*2本 →アタマがとても薄くなっているビスです。
上記の西川電子部品や東急ハンズで売っています。
・M3ナイロンナット*1 →普通の物です。
・サーボステー →イーグルのTT02用です。
サーボを固定するビスも4本ですし、一体となる為にサーボ自体を構造材にする事ができ、しかも剛性も高いです。
そして何と言っても価格が安いのも魅力。
私のは間にタミヤのショートサーボステーを噛ましてローマウントにしているのとサーボもロープロタイプを使用して
いますが、これは載せるボディの都合なだけの理由でです。
といった所でしょうか。
|
|
表側を加工します。
とは言ってもプラニッパーでジャマな部分を切り取って鉄ヤスリで削るだけです。
A、B,C,Dの4点の高さが同じになる様にします。
|
|
薄くなっている所にAのサブ補強板をはめ込みます。
内径5mmの穴Cにフランジをはめ込み、内径を3mmにします。
|
|
表側に@のメイン補強板とサーボステーを仮置きして、Aの上にBの大きなワッシャーを置き、それを貫通して超低頭ビスで後ろ側サーボステーを固定します。
フランジも超低頭ビスで@のメイン補強板とともに貫通し、表側からナイロンナットで固定します。
前側サーボステーは説明書通りに通常のナベビスで固定します。
|
|
Aの部分を通常のナベビスで固定します。気になる人は事前にM3でタップを切っておくと良いでしょう。
結果的に写真の様になります。
A,B,C,Dの4点で力を分散して受け持つ事になり、しかもC部分は引っ張り時にでも面で力を受け持つので相当に丈夫になります。
気になる内側の厚みは、ワッシャー1枚と超低頭ビスのアタマ程度のでっぱりなら問題ありません。
角リポもきちんと入ります。ハンドリングもカッチリとします。
この車種にソレが必要かはさて置きまして。
|
なるほど、イーグル製のTT02サーボステーは要チェックですね。
あとは切断用型紙があれば最高ですが・・・ぶらっきーさん?
|