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GF01 コミカルクローラー(コミ黒)のススメ@ワイルドウイリー2マニアックス


2014年位の記事でGF01シャーシベースのクローリングマシンをご紹介しましたね。
ジムニーボディーを載せるとなかなかリアルでカッコいいのですが、
ドライブがシビアな所までリアルになってしまいました。

我々のようなウイリー&黒缶好きにはたまらなかったのですが、
大阪プラスチック様より、黒缶用のカスタムが発売されたにもかかわらず、
やはり一般のラジコンマニアにでさえ、敷居が高かった様に思えましたね。
 

これはこれで、カッコいいんですけどね。

で、今回敷居をグンと下げて楽しさを追求したのが、
GF-01ベースのコミカルクローラー(新ジャンル!)です。
 

今回紹介する車両のリアのサスペンションには
ww2mxオリジナルの
プログレッシブ・リア・サスペンション・システム
P・R・S・S
が搭載されていますが、
さしあたってはノーマルで遊んでみて下さい。
 

まずは必須パーツから。
パワーズさんから出てる15mmワイドの六角ハブ。
これがないと、タイヤがシャーシに当たってしまいます。

これをタミヤ製使用する際には、
ホイールの穴を6〜7mm程度に
拡張する必要があるので、要注意です!

 

タイヤはコミカルグラスホッパー用の
リアタイヤ(ソフト)を前後で2セット使用。

ホイールはタミヤ製の26mm幅のもので、
オフセットは+2以上にしましょう。

24mmホイールだと、
タイヤのビートがうまく入りません。

また、幅が狭すぎて内部に錘が仕込みにくいです。
(錘を仕込むのはフロントタイヤのみです)
 

今回のホイールは・・・これを使っています。
たまたま部屋に転がっていた、MF-01Xジムニー用で、
幅26mm、オフセット+2になります。

このメッキのホイールはカスタマー品ですが、
色違いには品番がある様です。

(ITEM 54674) 5本スリットスホ゜ークホイール
(26mm/オフセット+2)ホワイト4本


実は26mmツーリングホイールは、
ウイリーのタイヤにも使えるんですねぇ。
知ってました?
 

素朴な疑問で、
別にコミグラのホイールを使えば?と、思いがちですが、
狭幅のホイールに幅広のタイヤを履く事により、
タイヤのサイドウオールは写真の様な挙動を見せます。

ホイールから大きくはみ出したサイドウオール部分の
タイヤの踏ん張りが効かなくなる事で、
相対的にサイドウオールを柔らかく使える様になり、
サイドにあるゴツイパターンのブロック(赤矢印)を
有効に使える様になります。
  

クローリング走行では、タイヤのサイドウオールを有効に
使える事が大きなアドバンテージになります。

例えば、写真の様に岩に挟まれた場面では、
サイドウオールを有効に使う事により、
障害物を乗り越えるきっかけを作る事ができます。

実車のタイヤでは、スーパー スワンパーなんかも
同じ理屈でサイドウオールにパターンが入っています。
 

今回のシェイクダウンを行うにあたり、
実はこのタイヤのブロックパターンの大きさから、
走破性にはあまり期待をしていませんでしたが、
なかなかやりますわ!このタイヤ!


写真ではコケむした登り坂にアタックしていますが、
朝までの雨でズルズル最悪の状態です。
 

こちら左の写真の勾配を横から見たところです。
この斜面を意外にも難なく登って行ってしまいました。

タイヤの変形量が大きくなるホイール幅設定で、
トレッド面が丸くなり、タイヤの面圧が上がる事。

同時にコンパウンドが柔らかい事で、
包み込む様にグリップしているものと思われます。
これは面白い!
 

ウッヒョー。楽しい!
久々に味わった新鮮な面白さで、猿モードで遊んでしまいました。

なお、写真のロールバー(これには、FPBMSというネーミングがw)は、ポリカボディーより少し重いので、
標準のジムニーボディーなら更に走りが良くなるものと思われます。

新ジャンル(ビールか?)のコミカルクローラー、是非お試しを!

 
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