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以下はBAKA#100 くちぱっちさんに投稿いただいたハイスピードギアの作例です。
スピード狂の方には朗報です!
それではGO!!
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こんにちは、#100くちぱっちです。
WW2の走行性能向上を目指して、「スピードアップギヤ」を作ってみました。
キット標準では、ピニオン18枚で18.0(20枚で16.2)となるギヤ比が、13.9(12.7)に上がります。
ただし、トップスピードは上がりますが、瞬発力が落ちるのでWW2の本来の”コミカルな動き”に影響がでる可能性があります。
ギヤ比と走行特性の関係を理解したうえで、改造してください。
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まず、WW2のギヤケースを開け、カウンターギヤ(大)を取り出し、首元で切断します。
(もう元には戻れません。)[画像01]
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中の部分をくり抜き、端を段加工します。[画像02,03]
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次に、TL−01のスパーギヤ(SP−738、TL01 Gパーツ)を用意し、ベベルの部分を平らに削り、
反対側も1センチほど切ります。[画像04]
切る目安は、先に作ったカウンターギヤに差し込んだ時に、全長が43ミリになる様にします。
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長さを確認したら、二つの隙間を金属用エポキシパテで接着します。
段加工した部分にも、たっぷりパテ盛りします。
この時、センターがずれない為に、外径10ミリのパイプに通しておくといいでしょう。[画像05]
パテが完全に硬化したら、余分なパテをヤスリで適当に、整形します。[画像06]
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大ギヤ側に挿入するベアリングは、1050サイズになりますので、
ベアリングのずれ防止に、長さ27ミリに切ったパイプを間に入れます。[画像07]
穴加工が出来る人は、11ミリの穴をベアリングの入る深さだけ開ければ、1150サイズが使えますが、
センター出しが難しいです。
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あとは、ギヤケースに収めます。カウンターギヤ(小)も、TLのものに交換します。
手で各ギヤを回して接触する部分は削り、スムーズに回るようにしましょう。[画像08、09]
これで、18枚用のモーター取り付け穴で23枚ピニオンが、20枚用の穴で25枚が使えます。
(タミヤAVピニオン、0.6モジュール)
最終ギヤ比は、13.9と12.7になります。
ちなみに、OP−342 TL01スピードチューンギヤで同様に作れば、最終ギヤ比は、10.4と9.5になります。
ギヤ比を上げた(数値を小さくした)場合は、アンプ、モーター、バッテリーに負担がかかり、発熱や故障の原因になります。
なお、各レースなどに出場する時は、レギュレーションで指定ギヤ比などを確認してください。
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<くちぱっちさんからの追加TIPSです>
TLのカウンターギア(小)のシャフトにはプラベアを入れないとギアがずれてしまうとの事です。
既に組み込んでいる皆さんも必ず追加しましょう。
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くちばっちさんの凄いアイデア&工作魂には毎度脱帽ですね。
さあ!スピードチューンギアで組んでくるツワモノはいるのかぁ?
凄い速度のWW2をヘッポコ動画で見たい人は5000人位はいるはずだ!
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一同、くちぱっちさんに拍手!
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オンロードコンバージョンに採用する為、私(管理人)も作ってみました。
TLのスパーギアのベベル部分はタミヤの薄刃ノコでサクッと切れば簡単。
繋ぎ合わせの芯出しは10mmドリル歯の軸で(笑)
大ギアの縁にパテが付いているとカウンターギアと接触してしまいますので
固まる前にカッターなどで整形しておきましょう。
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パテが固まったら27mm長さの10mmパイプを圧入。
圧入となっているのは買ってきた10mmアルミパイプはやや太かったからです。
最後にギアボックスに組み込んで完成!
ピニオンギアは23Tと25Tが選べますが、25Tの場合はモーター装着穴にピニオンギアが通りませんので
予め穴を拡大しておく必要があります。
で、皆さんお待ちかねの走行動画はこれです。
ギアの慣らしの関係か金属音が近所迷惑ですが、麻薬的な中速からの伸びは癖になりますね。
WW2のボディーって猛烈に空気抵抗があるので、この車が足元を通り抜けた後はそよ風が吹きます(笑)
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