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作業前の状態。非常に単純なレイアウトで飽きやすいコースであった。
更にMTラジアルなどシリコン系タイヤが主に使われていた為、路面状況もツルツルであった。
こりゃイカン!
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ということで、CADで設計開始→終了(この間1ヶ月)。
レイアウトを決めるにあたり特に考慮したポイントは以下の2点。
@高速かつテクニカルであること。
Aドライバーを育てる中途半端な角度のコーナーを取り入れること。
これにより、
★広めながらわずかに曲がった直線(?)はセッティング出ていないドリフトカーでは非常に手ごわい存在。
不用意なステア&スロットル操作は即スピンとなる。
テクが必要である。
★思いっきり突っ込めそうな1コーナーは実はミニッツには苦手な中途半端な半径となっている。
送信機のセッティングで舵角を抑えて対処すると、インフィールドが曲がりきれない。
それなりのテクが必要である。
★大きいS字を抜けてストレスが溜まったところで気持ちよく全開にできる最終コーナー。
いい感じで脳汁がでます。
などなど、盛り込みたかった要素は全て盛り込んだつもりです。
ちなみにサイズは10mx3m、右回りのコースです。
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コースの仕切り材(1x2)は当日早朝に自宅でカット。
末端は車体に優しいR仕上げ(笑)
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コーナー素材は40x40のプラ製アングルに切り込みを入れて自由に曲がる様に細工。
芸細です。
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部材&電動工具をもって現場に行くと、店長さんが既に旧コースを撤去してくれてました。
おお!けっこう広い。
ちなみに、元々使われていたパイロンその他はピットテーブル上に山盛り・・・(^^;)
その瞬間にテーブルで作業できないことは理解。
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カーペット貼りはINAさんと2人だけの作業となった。
1900mm幅のカーペットなのだが、均一にテンションを掛けていかないと必ずどこかに歪がでてしまう。
2人の息が合うまではなかなかうまくいかない。
テープ貼ったりカーペット引っ張ったり、
ゴムハンマーで馴染ませたりとなかなかの重労働であった。
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合わせ目もきっちり決めて、カーペット貼りは何とか完成!!
ここまでで2.5時間経過・・・素人でも気合で何とかなるもんですな。
早速INAさんがドリフトカーで試験走行開始。いい感じ(というか普通?)に走れることを確認。
ゥオッケィ!!一番の難関は突破した・・・と見た!
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このころから仕事を終えた面々が続々登場。
あとはチョークラインで墨だしして、用意した部材を図面の座標通りに配置していくだけなのだが、
難しいコース取りの部分を試しに走らせてみたりしているうちに、時間は流れ・・・
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墨だしから4時間経過して何とか完成!
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皆様お疲れ様でした。
若干の仕様変更はあったものの、ほぼ図面どおりに仕上がったので設計者としては満足です。
しかし、無償でやる規模ではないですよね。。。今回の工事は。
ちなみにこのメンバーの中にも内装関係のプロはいない。天晴れ!
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